<今月の表紙>
渦尻栄治・チョロキューモーターズ(株)取締役
近藤洋之・チョロキューモーターズ(株)取締役・事業推進グループプロデューサ
田中修一郎・チョロキューモーターズ(株)取締役・企画開発グループプロデューサ
おもちゃ屋が造った電気自動車、売れ行き絶好調

2002年11月号掲載(※記事全文)

 弊誌5月号のNM WATCHで取り上げた電気自動車Q-CARが「Qi(キューノ)」として、いよいよ11月、チョロキューモーターズ(株)より販売される。Qiはおもちゃメーカーの(株)タカラが販売しているゼンマイ式ミニカー「チョロQ」の実車版。第1弾の今回は、初回限定モデルとして99台を販売するのだが、これに予約が殺到! 9月8日時点で900件以上の予約が入っている。予約開始からわずか19日目のことだ。これには驚いた。
 さて、どんな人が買うのだろうか。近藤洋之取締役の分析によれば、「平均年齢40歳、男性7割、北は北海道から南は鹿児島まで、車体カラー3色(赤、白、黄)のうち、一番人気は黄色、次いで赤」。通常、車は白やシルバー系が売れ、黄色はあまり出ないそうだが、この車体カラー人気の順位は、まさにタカラのねらい通り、ユーザーがQiに玩具性を見ている証拠ではないだろうか。
 「おもちゃ屋が電気自動車を造ったんです」というすべてを集約した言葉は渦尻栄治取締役。渦尻取締役は、主にドイツ車の日本国内におけるチューニングを手がけるコックス(株)の代表取締役社長である。今回のトライでコックスの実力が証明された。渦尻取締役は、「タカラの物づくりはコンセプトがはっきりしていて、妥協がない」と話す。多くを望まないタカラの佐藤慶太社長の割り切りの良さが成功の要因だと言う。メディアに引っ張りだこの田中修一郎取締役も、「環境に優しく楽しいQ-CARをいろいろなジャンルに訴えたい」そうだ。大いに期待したい。
(文・古山千恵子=月刊ニューメディア編集部)


バックナンバー目次 単品注文 定期購読申込

トップページへ (c) New Media, Inc. All rights reserved. New Media logo