<今月の注目ニュース、製品・イベント情報「NM INFO」>

2002年1月号掲載(※記事の抜粋。全文は本誌をお読み下さい

TSUTAYAでSONYのビデオプロジェクター
“Cineza”をレンタル


 11月1日より30日までの期間限定で、SONYのビデオプロジェクターCinezaがTSUTAYAの2店舗(TSUTAYA恵比寿ガーデンプレイス店、蔦屋書店馬事公苑店)でレンタルされた。レンタル料は50型のコンパクトスクリーン付きで1泊2日600円、2泊3日900円(ただし、TSUTAYA online会員はクーポン券持参で料金半額)。各店舗に5台ずつ用意されたCinezaは、両店舗で初日よりフル回転の大人気となった。
 今回の試みは、ビデオプロジェクターのポテンシャルカスタマーである映画ファンにCinezaを知ってもらうための広告宣伝活動の一環。Cinezaに関してはこの他にも、プロジェクターとして初めて電車広告を出したり、都内のレストラン内に体験ルームを設けたり、積極的な展開を行っている。
 Cinezaに搭載されているサイドショット機能は、プロジェクターがスクリーンに斜めに対しても、歪みのない映像を映し出すため、狭いスペースでの投映が可能である。単品価格28万円



簡単装着で電子黒板に変身
ワイヤレス、ネットミーティング対応の「FreeBeam」


 インターリンクから11月に発売された電子黒板システムFreeBeamは、これまでの電子黒板システム機能は当たり前、通信方式「リモート・リンク・テクノロジー」を搭載しており、インターネットを介して同じ画像を同時に複数配信することができる。その上、FreeBeamとデータを受け取るレシーバー間はワイヤレス。
 このFreeBeamは、特殊赤外線技術を得意とするインターリンクエレクトロニクス社と電子マーカーシステムを開発したEFI社が共同開発したもの。
 使い方は簡単、市販のホワイトボードのコーナーにポッドを装着し、パソコンに受信機をつなぐだけ。ホワイトボードに書いた文字や図表がリアルタイムにパソコンへ取り込まれる。取り込まれた画像は編集・加工ができ、PDF、JPEG、TIFF、HTMLなどのフォーマットに出力することができる。
希望小売価格:99,800円


地上デジタルHDTV+携帯端末向け
同時生放送実験実施

 東京パイロット実験の一環として、TBSとNTTドコモを中心としたグループが、HDTV(1080i)と携帯端末への番組の同時送信を想定した公開実験を行った。
 11月1、2日の試験放送では、会場に設営されたHD制作スタジオにおいて、リアルタイムでエンコード処理。併設の送出設備によって、ATM回線経由で東京タワーに伝送したものを展示会場等で受信する方式をとった。
 両社による公開実験は2001年3月に続いて2度目。今回は「生」を意識して、スタジオと、HDTV、携帯端末(モニターで拡大)による映像比較を行い、画質や遅延時間などの違いを来場者にもわかりやすく紹介した。
 携帯向けでは4〜5秒の遅延(HDTVでは約2秒)が生じる。遅延の主な要因は、帯域幅とMPEG-4へのエンコード、デコード(バッファリング)によるものだ。実用時には視聴者が現場との遅延を体感する機会はないが、制作側は時差を注意する必要がある。実験ではiモードなどでの参加型クイズ番組を実施したが、TBS関係者によると、双方向型より、まずは番組情報の補足等に利用されそうだ。
 また、MPEG-4デコード機能を備えた受信端末が参考出品されたが、実用レベルの小型化まで多少時間がかかりそうな気配。展示室では実験参加各社の機器が展示されたが、規格問題も含め、現時点では製品化まで流動的な要素が多い。なお、TBSでは2001年12月にも実験を実施する予定。



音楽の違法コピー防止対策へ
JASRAC、電子透かし技術で4社を認定


 (社)日本音楽著作権協会(JAS-RAC/吉田茂理事長)では、「電子透かし」の普及に向けた技術の選定作業「STEP2001」を完了した。音楽配信事業を進める上で課題となっている不正コピー防止策のため、著作権管理団体の国際組織であるCISAC、BIEMとともに、(株)野村総合研究所(NRI)に事務局を委託し、選定作業等を実施。JASRACはNRIからの報告を受け、IBM、Verance(米)、エム研(日)、MarkAny(韓)4社の技術認定を行った。
 「STEP2001」は音楽電子透かしの国際的なガイドラインとして、利用可能な技術水準を具体的に策定し、これらの能力を有する技術(企業)の選定を目標としていた。2001年6月下旬から開始した実験には国内外10社の企業が参加。当初計画どおり9月下旬に評価実験を完了した。評価は技術進展の定量的な分析の必要性から前年実施した「STEP2000」と同仕様のものをベースとした。
 実験では、課題曲に15秒以内のタイムフレームに2bit、30秒以内のタイムフレームに72bitの透かしデータを挿入することを各社に求めた。技術評価においては、耐性(放送・通信等での音楽利用のためのさまざまな処理を経ても、挿入した透かしデータが抽出できること)と音質(透かしデータを挿入した音楽をスタジオ環境で再生し、Golden Ear、Silver Earが聴いても、データが挿入されていることが認知できないこと)の2点を重視した。なお、これらに音響学的分析や透かしデータの挿入・抽出処理時間を加味し、最終評価を下した。
 JASRACでは、認定した各社との協力により、音楽電子透かし抽出技術を導入し、今年度内に実証実験を開始する予定。



卵型のかわいいやつ
「ROUND VIEW」


 フォルムの可愛さが目を引くキーエンスのROUND VIEWは、世界最小クラスのムービングCCDカメラ。USBケーブル1本で接続でき、180度自由なアングル操作や、フォーカスのコントロール、映像・音声の送信も可能。リアルタイムのライブ映像をホームページから発信したり、インターネットテレビ電話として使ったり、使い方は自由。監視用モニターカメラとして使えば、外からケータイで映像をチェックすることもできる。


JR西日本、新幹線車内での
携帯情報端末向け配信実験開始


 JR西日本は、Bluetooth技術を利用した新幹線車内での情報配信実験を11月8日から開始した。日本エリクソン(株)、丸紅(株)、ハンドスプリング(株)の3社が展開中の「B.L.T(Bluetooth Launch Trial)プロジェクト」の一環として、「ひかりレールスター」の一部乗客を対象に行う。実験期間は11月8日から12月20日までの毎週火・木曜日。新大阪・博多間を走る2列車(ひかり367or378号)の8号車と普通用個室の利用客が対象となる。Bluetooth塔載PCやPDA端末(希望者に貸し出し)に、列車の時刻検索、車両や駅施設案内、駅弁情報などのコンテンツを配信する。
http://www.b-l-t.org/top.html



「インターネット・ラーニングアカデミー(ILA)」設立
教育機関におけるIT教育の推進を図る


 公的な教育機関におけるIT教育の推進を目的に、有力IT企業の支援のもと、世界で初めてのNPO、特定非営利活動法人インターネット・ラーニングアカデミー(Internet Learning Academy=ILA)が、11月1日東京都より正式認可を受け設立された。
 ILAは、圧倒的に不足しているIT技術者の拡大と、小中高の教育現場において遅れがちな情報活用教育への取り組みについて、有力IT企業の先端IT技術のカリキュラムや技術ノウハウを活用して自治体、学校とともに推進することを目的としている。さらに、設立の背景に、雇用の流動化の中で新しいスキルを身につけるリカレント教育の重要性を挙げている。
 理事長に金子郁容・慶應義塾大学院教授兼慶應義塾幼稚舎長、副理事長に市川伸一・東京大学教授、ほかに3名の理事、1名の監事が就任。金子理事は、「人は一生学んでいくものである。そのために、学びたい時に学べる環境づくりが必要である」と語り、当面は情報技術の人材不足からIT技術者の育成プログラムおよび情報技術を応用した学習システムの開発を行っていく。
【後援】(財)インターネット協会、(社)日本教育工学振興会、三重県、福岡県
【特別協賛】沖電気工業(株)、サン・マイクロシステムズ(株)、シスコシステムズ(株)、日本オラクル(株)、日本ヒューレット・パッカード(株)、マイクロソフト(株)
【正会員】主に個人会員として教員、団体会員として学校法人。



(※記事の抜粋。全文は本誌をお読み下さい

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