<今月の注目ニュース、製品・イベント情報「NM INFO」>


2002年7月号掲載(※記事の抜粋。全文は本誌をお読み下さい


「Avid Xpress DV v3 日本語版」
4月30日より出荷開始
アビッドジャパン

 アビッドジャパン(株)では、デジタル・コンテンツ制作・編集システム「Avid Xpress DV v3 日本語版」の出荷を4月30日より開始した。「Xpress DV v3」では各種エフェクトのリアルタイムプレビューを可能にした。さらにプロのニーズに即したGUI、カスタマイズ機能の拡張、アビッドの上位モデルとの親和性、映像データの共用や管理システム、Avid Unity LANshareとの協調に至るまで、次世代の映像制作ワークフローを実現している。なお、「Avid Xpress DV v3」の国内リリース発表会(4月18日)では NAB 2002で展示された同製品のMacintosh版(2002年中頃出荷予定)も参考展示された。
●アビッドジャパン
http://www.avid.co.jp/



新発売
「リコー メディアサイト MB500」
リコー

 (株)リコーは、52型の大型液晶リアプロジェクションディスプレイにタッチパネル機能を融合したマルチメディアボード「リコー
 メディアサイト MB500」を開発、5月13日より販売する。標準価格168万円(税別)。
【主な仕様】
スクリーンサイズ:52型
表示画素数:XGA
輝度:700cd/m
外形寸法:W1,221×D544×H1,414mm(本体のみ)
質量:82kg(本体のみ)



ブロードバンドで投資教室
インプレスが事業化
パックスインプレス

 5月13日、インプレスグループは韓国のパックス・ネットと合弁で設立した(株)パックスインプレスから、ブロードバンドによるオンライントレーダー向けの会員情報サービス「LivePAX」を開始した。「LivePAX」は、マーケット分析の専門家と個人投資家をリアルタイムに動画と音声で結ぶもので、投資講座番組を展開するもの。ホワイトボード機能やチャット機能のほかに、最大で2,000人が同時にアクセスできるシステムを採用している。当初提供される番組は7番組以上で、1番組の長さは約30分程度。会費は1番組あたり月3,000円−5,000円程度になるという。6月下旬までは無料サービス。



『プロダクション名鑑2002』
伸樹社から発行


 全国の映像プロジェクション各社を厳選した『プロダクション名鑑2002』が、(株)伸樹社から発行となった。
 これまでのプロダクション名鑑を完全リニューアルし、全国から厳選した448件の情報を掲載。資料編として、映像制作機材のデータ集計を掲載し、より詳細な情報を掲載している。
【発行】(株)伸樹社
【版型】A4変形
【頁数】本文195ページ
【価格】本体6,667円(税込:7,000円)
    送料500円/1部



アジア国際放送機器見本市
「セビット・アジア2002」へ統合
ドイツ産業見本市社

 ドイツ産業見本市社が、中国・上海で5月29日より31日まで開催を予定していた第1回アジア国際放送機器見本市「セビット・サテライト・ブロードキャスト・ケーブル&ネットワークス2002」が、出展社数や展示小間面積等を考慮した結果、「セビット・アジア2002」(2002年9月2日−5日、於:中国・上海新国際見本市会場)に統合されることになった。
「セビット・アジア2002」
【会期】2002年9月2日〜5日
【会場】中国・上海新国際見本市会場
http://www.cebit-asia.com/



日本初の共用ヘッドエンド型
CSデジタルサービス開始
日本デジタル配信

 首都圏でCATVの広域ネットワーク事業を展開している日本デジタル配信(株)(JDS)では、日本初の共用ヘッドエンド(HE)型デジタル多チャンネルサービス「JDS CSデジタルサービス」を5月30日に開始した。これは、都内に設けられたJDS放送センターにデジタルHEを設置し、同社の光ファイバーネットワークによりCATV各局にデジタル放送サービスを提供するもの。新規構築にはセンター設備だけでも1局当たり約2億〜5億円の投資が必要なデジタルHE設備を共用することにより、CATV各局の大幅なコストダウンを図る。また、松下電器産業(株)の協力により、既存のBSデジタルのSTBを取り替えることなくCSデジタル放送を受信でき、視聴者の利便性も考慮したものとなっている。



神戸市とプロップが
ユニバーサル・シティでフォーラム


 5月12日(日)、約500名を集め「Let'sユニバーサル・シティKOBEフォーラム2002」(主催:神戸市、社会福祉法人プロップステーション)が開催された。
 「これからの神戸は多くの国、さまざまな人々にホスピタリティを発揮することが大事。そのためにはユニバーサルなまちづくりが必要。それをITで進めていく大きな一歩」と開会のあいさつを梶本日出夫・神戸市助役。
 今回のフォーラムは「ITで築く世界一のユニバーサル・シティ」を進めるために、障害の有無、男女、官民のバリアなく、3時間にわたって議論した。
 登壇したパネラー。フューチャーシステムコンサルティングの金丸恭文社長は「パソコンやネットワークを『小よく大を制す』で使うことだ」。厚生労働省の坂本由紀子・東京労働局長は「静岡の副知事としてユニバーサルをテーマに進めたが、生きた考え方になるには強いリーダーシップが必要だ」。電子政府の視点から話した須藤修・東京大学教授は「市民ネットと企業ネットが重要で、その機能同士を接着する役割で期待されるのがNPOだ」。女提協「ユニバーサル社会の形成促進プロジェクトチーム」の座長・野田聖子議員は「逆転の道具としてITを使え」。副座長・浜四津敏子議員は「日本版ADA法づくりを目指していきたい」。福祉のまちづくりを進める田中直人・摂南大学教授は「神戸はユニバーサルデザインで早くから動いていたが、最近は意識化されていない。ここが一つの問題」。市の梶本助役は「震災から丸7年、地元の住民が主体になって進めるべきであり、その基本となる神戸の市民力は強い」
 矢田立郎・神戸市長を交えた討論では、既存のタテ割り行政からユニバーサルデザインの行政推進の体制づくり、リーダーシップの在り方、さらにITの優秀な地域産業づくりまで及んだ。「ITでナレッジワーカーへ。ITで小よく大を制すを目指せ」。こうした議論を受けて、市長としてのリーダーシップを期待される矢田市長は「神戸のまちが元気になるには、国という視点からとらえることを忘れてはいけない。ITで行政も変わり、障害者の在宅就労など、働く形も変わる。そうした変化を促し、生かせるまちづくりのために、市民の意見を十分に生かして進めていきたい」と、ITによる世界一のユニバーサル・シティづくりの決意を示した。



NEBAが30回定時総会
プラズマ、液晶テレビが復調のカギ


 4月18日、都内ホテルで日本電気大型店協会(NEBA)の第30回定時総会が開催された。冒頭あいさつに立った岡嶋昇一会長は平成13年度を次のように振り返った。
 「NEBAグループ全体で、売上実績では前年比98.26%、2兆7,816億円と4年ぶりに前年を下回る厳しい1年であった。また、経営環境も激しさを増し、大型量販店同士の出店競争、市場単価の下落などの激しい販売競争が展開された。そうした中で、5社の会員会社が退会し、平成13年度の期末では43社の会員数となった」
 厳しい状況の中、1年間の事業として、(1)創立30周年記念式典の実施、(2)財政基盤安定化のために賛助会員制度(現在14社)の運営、(3)物流と店頭での盗難防止対策の研究、(4)家電リサイクル法への対応、(5)BSデジタルハイビジョンキャンペーンなどの展開を行い、多くの成果と、社会的な責任を果たしてきたことを報告した。
 また、総会後に開かれた記者会見で岡嶋会長は、「カメラ量販などに対してNEBAは、お客さまに信頼を得るための差別化として、地域密着型のNEBAらしさを発揮することだ。どれだけお客さまに対してサービスの汗をかけるか。高齢社会になるわけで、われわれに期待されているのは、値段もあるが親身なサービスだと考えている」と力説した。
 平成14年度の家電業界回復のカギについて「今年はスポーツイヤーであり、AV商品に期待がある。とくに高い単価のプラズマ、液晶テレビなどの薄型テレビの売れ行きが左右するのではないか」と述べ、佐藤博副会長・渉外委員長は「ワールドカップをはさんだ5、6、7月の3カ月、4万台の目標でBSデジタルキャンペーンを行う。これが前半の柱。110度CSデジタルや蓄積型放送のepはお客さまにお伝えする段階」と、BSデジタルを軸にした展開を打ち出した。NEBAは組織の若返りから2年目、岡嶋体制の実力発揮の時を迎えた。



インプレスTV
北海道テレビ番組配信が人気


 インターネット放送の草分けであるインプレスTVは多くの有料配信番組を提供しているが、2月末から配信を始めた北海道テレビ(HTB)のローカル番組『水曜どうでしょう』が人気No.1に踊り出たという。それまでは手塚アニメの『ブラックジャック』がトップを占めていたが、配信開始後1カ月で追い越したという。
 インプレスTVの萩原和彦局長は「半年で2,400円、1カ月で900円。この値段はほかと比べて安くはありません。なのに、この人気はなぜ、という不思議な感じを持っています」と言いながら、いくつかの分析を話してくれた。
 『水曜どうでしょう』という番組が、ビデオ録画の交換や草の根ホームページもあるほど人気と力を持っていること。また、キー局の番組にあきたらない層がローカル独自の番組に関心を持ってきていることなどを挙げた。
 放送局のメリットとして萩原局長は、「ローカル局の番組はせいぜい系列局に番販する程度。それがインターネット配信により、全国どこでもは無論、世界中で見ていただけるわけです。番販を超える新規のビジネスとして、インターネットでの配信が出てきたということでしょうか。それに刺激されたのか、関西の局や関東エリアのU局から企画の相談がきています」と話す。インターネットがテレビを補完するビジネスモデルの一つが台頭してきた。
●インプレスTV
http://www.impress.tv/



「ソウル総合撮影所 日本事務局」開設
デジタルサイト社

 デジタルサイト(株)(デジタル映像技術のリーディングカンパニーである(株)レイの100%子会社)は、韓国政府機関である文化観光部の映画振興委員会に属するソウル総合撮影所との業務提携が整い、4月22日「ソウル総合撮影所 日本事務局」開設の調印、発表を行った。これは、アジア映画の国際競争力を高めるために、デジタルサイト社と同映画振興委員会が2001年4月に結んだ映像技術交流協約から発展したもので、今回の日本事務局開設により、日本国内におけるソウル総合撮影所に関する営業活動や、国内顧客からの映像製作業務の受注を、デジタルサイト社が独占的に行うことになる。
 2001年4月の交流協約以降、6月にはデジタルサイト・コーリアを設立。8月にはソウル総合撮影所にフルデジタル・ノンリニア編集システム「インフェルノ」を導入し、レイのグループ企業であるマックレイの韓国人スタッフ2名がインフェルノアーティストとして移籍。さらに10月にはソウル総合撮影所のスタッフ育成研修をマックレイが行うなどをはじめ、韓国政府関連機関と日本民間企業という組織の違いを越えた多方面からの相互支援・交流の結果、今回の業務提携が実現された。
 ソウル総合撮影所は、韓国映像産業の育成と支援を目的に、ソウルの都心から約40分の好立地に造られた、40万坪の広大な敷地を持つアジア最大規模の撮影所。伝統家屋などの野外セットをはじめ、最先端設備の大型撮影スタジオや特殊撮影スタジオ、レコーディングスタジオなど、映画製作に必要なあらゆる環境が整備されている。日本でもヒットした『JSA』もこの撮影所で製作された。また、映画製作者のための宿泊施設も2002年9月に完成予定とのこと。
 「ハリウッドに匹敵するアジアの映像製作拠点を志向しながら、日本とともに歩んでいきたい。先日、金大統領と小泉首相はアジア共同体を宣言し、釜山と福岡の間に海底光ケーブルをオープンした。今日のこの小さなスタートが韓日映像産業の発展に役立ち、アジア映像産業の礎になることを期待している」(李徳行・ソウル総合撮影所所長)
 「今回、ソウル総合撮影所の日本事務局を任されることになり、大変身の引き締まる思いだ。6月のアフターワールドカップ以降には、日韓合作の映画やCM、テレビ番組などの製作が一挙に増加するものと考えている。日韓映像産業の橋渡しという重要な役割を、がんばって果たしていきたい」(分部至郎・デジタルサイト(株)代表取締役社長)



YAHOO!がワールドカップの
ハイライト映像を配信


 FIFAワールドカップの「公式コブランド・ウェブサイト」オフィシャルパートナー契約を昨年9月に発表したヤフーは、今年5月に公式ウェブサイト「FIFAworldcup.com」上でゲームのハイライト映像を世界中にストリーミング配信することでFIFAとキルヒスポーツ社と合意した。これで5月31日から6月30日まで開かれる大会の全64試合のハイライトビデオが、インターネットで初めて公式提供される。
・各試合4分間のハイライト映像を毎日の最終ゲーム終了約3時間後にネット配信
・オンデマンド配信でお気に入りのシーンを検索可能
・英、仏、日本、韓国、スペイン、独の6カ国語の音声解説付き
 このサービスは「FIFA VIPクラブ」の会員サービスとして展開され、有料(2,500円)で提供される。とうとうワールドカップでストリーミングが展開されることになったのである。
 ヤフーのオフィシャルパートナー契約をしたねらいについて、ヤフー(株)社長室の中西りさ・広報担当は「前回のフランス大会からFIFAのオフィシャルサイトはありましたが、一般を想定したものではなく、組織サイトでした。今回はヤフーが世界25カ国でサイトの制作から運営、広告販売の実績があることから高い評価を得たものです。今回のパートナーとなることで、スポーツイベントの持つ集客力、ブランド力に期待したわけです」と説明する。
 この間の動きは次の通り。昨年12月1日の組み合わせ抽選会に合わせて公式サイトを公開。今年に入り3月には「iモード」公式メニューのオフィシャルサイト公開に続き、Lモードでも公開している。



「Viz Theater」販売提携
NTT-ME+日本SGI

 (株)NTT-MEと日本SGI(株)は高精細大画面映像表示システム「Viz Theater」の販売提携に合意した。これにより地方自治体や地方公共団体施設、博物館、会議や展示施設等に対し、Viz Theaterを対象にしたコンテンツ提供や、NTT-MEの高速・広帯域IPネットワークサービス「XePhion」を組み合わせたビジュアル・コラボレーション環境を提供するとともに、データセンターのハウジングサービスを活用したデータ共有サービス等への展開を目指す。
 日本SGIはNTT-MEに対してViz Theaterの構築、コンテンツ提供に関する技術・販売支援等を受け持つ。



CS+BSデジタル両番組視聴
「iTSCOM TVプレミア」
イッツ・コミュニケーションズ

 イッツ・コミュニケーションズ(株)は、加入者宅のSTBでCSデジタルとBSデジタル両方の番組を視聴できる新サービス「iTSCOM TVプレミア」を6月1日より開始する。開始当初はBSデジタル全部に、CSデジタルの一部チャンネルを合わせた計28番組を用意。日本デジタル配信(株)の配信方式を採用し、配信センターがデジタル化した番組を送信する。2003年夏をめどに40番組以上に拡大予定。月額利用料金は2,500円で、STB買取の場合は4万9,500円、レンタルが月額1,100円。複数で利用する場合の追加料金は500円。なお、「プレミア」加入者は、デジタルチャンネル以外に、地上波等のアナログ放送計11チャンネルの再送信も視聴可能。
●イッツ・コミュニケーションズ
http://www.itscom.net/



Macで次世代ブロードバンド・コミュニケーション事業を展開 

ソフトバンクGp.+マクドナルド

 ソフトバンクグループ(ビー・ビー・テクノロジー(株)、ヤフー(株)、ソフトバンク・コマース(株))と日本マクドナルド(株)は、次世代ブロードバンド・コミュニケーション事業の推進を目的とした提携を発表(5月7日)。今後マクドナルド店舗において次世代ブロードバンド・コミュニケーション・サービスを行っていく。
 サービス事業の内容は、Yahoo! BBのブロードバンド・インフラを使って、マクドナルド店舗で会員向け無線インターネット接続サービス「Yahoo! BBモバイル」(周波数2.4GHz、通信速度下り最大8Mbps)が利用できるというもの。使用料金はインターネット接続のみで月額1,580円、フルサービスで月額2,280円、Yahoo! BBの既存会員は追加料金990円(月額)のみ。
 また、ネット技術を活用した格安IP電話「BBフォン」を設置し、低価格での通話サービスも予定している。設置店舗は、サッカーワールドカップの試合がある国内10都市の会場付近の店舗を優先させる。
 5月20日から都内20店舗で実験サービスが開始され、具体的な導入開始時期、店舗などの決定はそれ以降となる。
 今回の事業での各社の役割は、ビー・ビー・テクノロジーが通信インフラ、通信機器、ユーザーサポート、ヤフーがコンテンツやサービスを活用した本事業のプローモーション・サイトの運営、ソフトバンク・コマースが企画など全体進捗管理と窓口業務、日本マクドナルドはお客さんや従業員に対するサービスの利用および加入促進のサポートを行う。



「エプソン カラーイメージング コンテスト」作品募集
セイコーエプソン

 デジタル出力された写真/グラフィック+アート作品を対象としたコンテストとしては、国内最大規模の応募総点数を誇るセイコーエプソン主催の「エプソン カラーイメージング コンテスト 2002」が開催される(通算9回目)。昨年の特別企画「ファミリースナップアワード」は好評につき、今回新たに多くの賞を新設。概要は下記の通りである。

「エプソン カラーイメージング コンテスト 2002」概要
【応募締切】2002年9月25日(水)当日消印有効
【応募規定】デジタル画像出力された作品であること
【賞】
・大賞:1作品/賞金300万円+副賞エプソン製品
・審査員賞:6作品/賞金各30万円+副賞エプソン製品
・優秀賞
    (写真部門):1作品/賞金100万円
    (グラフィック+アート部門):1作品/賞金100万円
・エプソン賞
    (写真部門):1作品/賞金30万円
    (グラフィック+アート部門):1作品/賞金30万円
・ほか各部門4賞

「ファミリースナップアワード2002」概要
【応募締切】2002年9月25日(水)当日消印有効
【応募規定】デジタル画像出力された作品であること
【賞】
・グランプリ:1作品/賞金100万円
・準グランプリ:1作品/賞金30万円
・家族スナップ賞:2作品/賞金各10万円
・ほか9賞





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