<図説 燃料電池開発企業相関図(後編)>
燃料電池市場の起爆剤と期待される
燃料電池自動車の開発状況(1999〜2001年)

2002年1月号掲載(※記事の抜粋。図は本誌をご覧下さい
 自動車の動力源としての燃料電池は、市場が大きい上、厳しく低コスト化が要求される。そのため、燃料電池自動車市場の確立は、家庭用や電子機器用燃料電池のコスト低下の決め手となっている。
 図では、「ダイムラー・クライスラー、フォード、バラード・パワー・システムズ(燃料電池の有力メーカー)の連合」と「ゼネラルモーターズ、トヨタ自動車の連合」という2グループを軸に、他の自動車会社との資本関係と、各社が開発した主な燃料電池自動車を示した。燃料電池自動車は1999年から現在までの約3年間に発表されたもの(大部分が試作車)で、燃料電池システムの種類も記した。
 燃料電池システムは使用する燃料によって、大きく3タイプに分類できる。現在、ダイムラー・クライスラー連合はメタノール改質型、GM連合はガソリン改質型、ホンダは純水素型を中心に開発を進めている。インフラ整備の点では、ガソリン、メタノール、純水素の順で有利だが、既にインフラが整っている都市ガスを利用する電気自動車という新タイプも登場した(GMとスズキの共同開発)。
 燃料インフラの整備は燃料電池自動車普及の条件だ。したがって、各陣営がどのタイプに注力しているかということは、燃料電池市場の動向を見極める上での重要なポイントである。
(渡辺 元=本誌編集部)
(※記事の抜粋。図は本誌をご覧下さい

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