<今月の注目ニュース、製品・イベント情報「NM INFO」>

2002年2月号掲載(※記事の抜粋。全文は本誌をお読み下さい

凸版印刷
PDAコンテンツ配信に参入
有料サイト「@irbitway」開設

 凸版印刷(株)では、PC、PDA(携帯情報端末)のいずれからでもコンテンツを購入できる、有料コンテンツポータル「@irbitway(エアビットウェイ)」を2001年11月30日に開設した。同社開発の課金システム「Check-Bitway」を用い、国内では初めてPDAでの直接コンテンツ購入を可能にした。開設時にはマガジン、新聞、ゲーム、スケジュールソフトなどのPDA向けコンテンツ(Palm、PocketPC対応)を23ジャンル、約100タイトルを用意した。今後は2002年3月までに「@irbitway」での取り扱いタイトルを約300に増やすとともに、ZAURUS、Linux対応版の準備や次世代携帯電話、カーナビへのサービス展開も計画している。



大和証券グループ
「ダイワサテライトTV」と
金融証券分野の動画コンテンツ供給開始

 大和証券グループのメディア戦略子会社である、(株)大和証券メディアネットワークスが2001年12月1日からCS放送を開始した。金融情報専門チャンネル「ダイワサテライトTV」(SKY PerfecTV! 766ch.)は、同社制作の株式市場解説、アナリスト情報、ファンドマネジャー解説番組などを放映(月額視聴料金300円)。また、ブロードバンド事業者向けにも金融証券関連の動画コンテンツの提供を開始する予定だ。大和証券グループでは、2000年3月より同業他社に先駆けて、「ダイワインターネットTV」を開始し、現在100タイトル以上のコンテンツを同社サイト上で配信している。



有機ELを共同生産
三洋電機とコダックが合弁会社設立

 三洋電機(株)とイーストマン・コダック社は、2001年12月4日、アクティブ型有機ELディスプレイを生産する合弁会社を設立すると発表。新会社(株)エス・ケイ・ディスプレイ(代表取締役社長:清水英雄、取締役副社長:G.Rajeswaran)は三洋電機岐阜事業所内に設立され、2002年2月より生産を開始。翌2003年4月には鳥取三洋のアモルファスTFT製造工場1棟を有機ELに転換し、2005年には生産・販売を本格化させる。
 また、当面は携帯電話、DSC、DVC、PDA、カーナビゲーションなどに組み込む1〜7型サイズを中心に展開していくが、2004年をめどに、テレビ用の大型の技術開発にも取り組んでいく。
 両社は1999年2月より有機ELディスプレイ技術の共同開発を柱とする協業契約を締結している。



松下電器
映像や音楽が楽しめる
携帯電話サイズの多機能デジカメ発売

 松下電器産業(株)は、折りたたみ式携帯電話サイズ(W28×H50×D87o、本体質量約98g)に2インチの液晶画面を搭載したSDマルチカメラ「SV-AV10」(写真左)を2002年1月20日より発売する。SDメモリーカードに動画(MPEG4)や静止画の記録・再生ができるほか、AAC圧縮方式で記録された音楽を再生して楽しむことができる。
 また、業界最小・最軽量の手帳サイズでありながら、SDメモリーカードスロットを搭載したSDモバイルプリンター「SV-P10」(写真右)を同時発売する。両機種ともオープン価格。



日本テレコム
高画質動画配信
「J-VISION」実験サービス開始

 日本テレコム(株)では、ブロードバンドネット上での高画質VODサービスに向けた検証実験を2002年1月10日から開始する予定だ。同社とマリーンシステムアソシエイツ(株)が共同開発した動画圧縮再生技術を用いて、DVD素材など画質を損なわずに、500Kbpsレベルでのストリーミング配信に利用できるようにした(専用ビューワで視聴)。実験はJ-DSLユーザーから1,000名のモニターを募り、3月末まで行う。問題がなければ4月から商用化サービスを実施する。コンテンツ提供は大手映画配給会社などが実験に参加する見込み。将来的にはブロードバンドアクセス可能なSTBやゲーム機、モバイル端末への配信も視野に入れている。



ティ・ジョイ社
都内初「T・ジョイ大泉」
東映東京撮影所内に出店

 (株)ティ・ジョイでは3番目となる「T・ジョイ大泉」が完成し、2001年12月15日の開業に先立ち、13日にお披露目が行われた。
 T・ジョイ大泉は東映(株)東京撮影所敷地内に建設されたオズ スタジオシティ4階に位置し、9シアター、1,689席・車イス11席を備える。その中の「シアター4」にデジタルシネマ用設備を設置。音声がデジタル伝送になっている「シアター1〜5」は、映像もデジタルプロジェクションに対応する。また、フロアーには東映ゆかりの俳優の展示物などがあり、ほかにはない雰囲気をかもし出している。



トランス・コスモス社ほか
ブロードバンド動画広告配信で
業務提携

 ブロードバンドインフラの拡大にともない動画配信サービスへの企業進出が増える中、トランス・コスモス(株)、ダブルクリック(株)、(株)Jストリーム、ネットレイティングス(株)の4社は、2001年12月6日、ストリーミング広告の配信・管理から視聴動向分析までを包括したシステム構築に関しての業務提携を発表した。トランス・コスモスは提携各社の取りまとめ、企画・開発・運用などを担当。ダブルクリックは広告配信管理サーバの提供や技術協力を、Jストリームは配信インフラの提供、ネットレイティングスは視聴動向測定部分を受け持つ。今後は参加企業を募り、2002年4月から実験を開始、問題がなければ同年6月から商用化に踏み切る予定。



NTTコムウェア
ネットワークソリューション注力に応じ
「次世代ネットワークラボ」開設

 NTTコムウェア(株)はネットワーク・ソリューションを顧客企業に体感してもらうための「次世代ネットワークラボ」を2001年12月4日に東京・品川に開設した。同社はIPネットワークを利用して音声、データ、画像を統合し、通信事業や企業の社内業務を高付加価値化、低コスト化する次世代型ネットワーク・ソリューションの市場展開を本格化させた。同ラボでは、通信事業者向けにはソフトスイッチ、ビリングシステムを、コンタクトセンター向けには電話だけでなく、Eメールなど多様なアクセス手段に対応したソリューションを、一般企業向けにはIPネットワーク統合、IP会議システムなどを紹介する。なお、同ラボの利用には予約が必要。



松下精工
燃料電池用高効率空気ブロワを開発
課題の補機電力大幅低減を達成

 松下精工(株)は燃料電池用の高効率空気ブロワを開発した。少ない消費電力で燃料電池の発電に必要な酸素を供給できるようになる。商品化の予定は2004年。
 空気ブロワは空気を昇圧する装置。新開発の空気ブロワは、スクロール部を完全非接触構造にした。特長は高効率、低騒音、長寿命。消費電力は同社の従来品の50%で、1kWクラスの家庭用燃料電池の場合、30Wの電力が節約できる。騒音は従来品より17dB減少。震動も少ない。寿命は従来品の8倍も伸びるという。燃料電池開発では発電効率の向上が課題になっており、空気ブロワや冷却水ポンプ、制御回路など燃料電池内部で消費される補機電力の低減が求められていた。
 新開発の空気ブロワは松下電器産業が開発中の家庭用燃料電池コージェネレーションシステムに採用される予定で、現在実証実験中だ。


(※記事の抜粋。全文は本誌をお読み下さい

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