ハイビジョンでは、予選リーグ・決勝トーナメント合わせて64試合中、40試合をBSハイビジョンで生中継。そのうち24試合をNHKが放送し、16試合をBS民放が担当する。また、ワールドカップでは初めてのデータ放送も提供。「デジタル」時代のワールドカップ放送として、試合中継の見所、データ放送の新サービスを紹介しよう。
(取材・文:三宅有美)
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「ハイビジョン」で見る生中継を40試合
BSハイビジョンで放送されるのは、予選リーグから決勝ラウンドの決勝戦までの計40試合。
日本で開催される試合は、NHK・民放で構成するジャパン・コンソーシアム(JC)が制作し、韓国で開催される試合は、韓国の放送局によるコリアン・プール(KP)が制作して放送。日本の各局が放送する国内の試合は、各局のアナウンサーが実況するが、映像は民放とNHKがそれぞれ制作チームを出して制作するため、オリンピックとはちょっと違った混成部隊による放送になる。
地上波ではHBS(本部パリ)が制作する国際映像が放送されるため、デジタルハイビジョンは地上波との一体化制作ではなく、高画質・高音質のハイビジョンに特化した番組となる。
5月1日からデータ放送で「ベスト16を当てよう!」が始まる!
NHKでは、データ放送の双方向機能を使い、決勝トーナメントに進出する16チームを当てるクイズ「ベスト16を当てよう!」を、5月1日から30日まで展開する。
A組からH組までの予選リーグ1位、2位通過チームを予想し、電話線の上り回線で投票するもの。渋谷のNHK放送センターで5月1日〜6日に開催される「デジタルフェア」などのイベント会場でも参加できる。
ベスト16をすべて的中させるのは、簡単そうで、実は至難のワザ。全部当てた人には、賞品が進呈されるはず。
連動型コンテンツで緻密なデータをゲット!
ハイビジョン中継にあわせて、データ放送ならではの「サッカーデータ」が連動する。
フォーメーションやシュートシーンなどの分析・再現のために、スタッフは試合中、常に選手の位置やボールの動きをコンピュータに入力することになる。手間がかかるはずだが、それだけにチーム別のボールの支配率、ペナルティーエリアへの侵入回数、パス成功率などの細かい情報も瞬時にデータ化される。15分ごとのボール支配率もビジュアル化されるので、「どちらが押しているか」がよくわかる。
また、日本代表チームの情報では、選手ごとのシュート数、パス総数、対個別選手別パス数、パス成功率、クリア数なども見られる予定だ。
日本代表チームのフォーメーションをいつも再現
データ放送の独立型コンテンツでは、選手紹介、日本選手の成績、試合予定、放送予定などのベーシックな情報のほか、日本代表のフォーメーションが3次元CGで見られる。
中継映像とは一味違った「マルチアングル」になる予定で、ゴールキーパーの視線や、ゴールポストの後ろからの視線でとらえた映像など、自分がピッチに立ったような目でチェックできる。
また、独立型コンテンツには、サッカー関連ゲームなども予定されている。
これはサッカーファンならずとも、見逃せない1カ月になりそうだ。データ放送で、あなたも立派な解説者になれる?!
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