日本ケーブルテレビ連盟などの主催する「ケーブルテレビ2002」が、2002年6月12日から3日間、東京・池袋で開催された。セミナー(総合シンポジュウム+分科会)と展示会には7万4,664名が参加した。前回より5%増で、一般来場者が増えてきている。
毎年恒例の月刊「ニューメディア」主催のセミナー「ブロードバンドケーブル2002」(協賛:CADIX+NOS+BBX)は、6月14日(9:00〜12:00)、文化会館710号室で開催された。
今回は専門雑誌記者(5名)の質問に業界のリーダーが答えるという新たな試みである「Meet The Press」がおこなわれた。普段聞けないような話が聞けるとあって定員を軽くオーバーする110名の出席があった。
●−− J-Comは今後どのサービスに力を入れていくのか?
●石橋 ビデオ・インターネット・電話の3本の柱を中心にサービスの充実をはかりたい。ただし、収益の中心はやはり映像配信なので、そこに力点をおく。
●−− J-ComはIPO(株式公開)を目指すのか?
●石橋 いまはその時期ではない。
●−− J-Comは積極的にローカルコンテンツ(番組)に力をいれているが今後も続けていくつもりか?
●石橋 お金は食うが充実させていくつもりだ。
このようなQ&Aが続き、鋭い質問が次々に飛び出し、それに対して石橋社長は「台本」なして約45分答えた。
石橋社長の次は中村正孝・ケーブルテレビ富山専務取締役。富山県での8局ネット「いきいきネット富山」の形成の苦労話やVoIP実証実験への取り組みなどについて明解な答えを連発した(関連記事→本誌53〜55ページ参照)。
3番目は「BBX」を導入したいきさつやそのメリットについてケーブルネット埼玉の芦田宏之氏がプレゼンをおこない、それを引き継ぐかたちで大山茂・BBX社長がブロードバンドiXについて詳しく説明した。その後は、VoIPの構築方法について、NOSの村元裕二氏がわかりやすいプレゼンをおこなった。
最後は、嶋岡利明・CADIX取締役、宮副英治・OSSBN社長の2人で、ステータスモニターを大幅に省略できる伝送システムを新開発した旨の紹介があった。
なお、本誌では、2003年のイベント時には大々的に「Meet The Press」をおこなう予定だ。
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