<無線LAN最新活用事例>
学校で高速無線LANを導入
−−三鷹市

2002年11月号掲載(※記事の抜粋。全文は本誌をお読み下さい
 

ネットで地域住民と学校の交流促進

 三鷹市は、e-Japan戦略に沿った施策として、「あすのまち・三鷹」プロジェクトを公表した。その中には学校を中心に無線LANスポットを設置する事業計画が含まれている。三鷹市では地域住民、公共施設や学校間のコミュニケーション促進のために、早くからブロードバンド網を活用している。地元ケーブル局の光ファイバー網を利用して、1997年5月に市内全公立小・中学校のブロードバンドインターネット接続環境整備を完了。2001年1月からは「学校・家庭・地域連携イントラネット」を構築し、市内の学校と家庭を結んでの共同授業やネット授業参観、VoDを用いた先進的な授業を実施。また地元から協力者を募り、農作業などの体験学習とともに、ネットを介して児童たちへの助言・指導や質疑応答を行っている。さらに「すべての教室からインターネットに接続できる」環境づくりのため、IEEE802.11b規格の無線LAN導入を開始。現在小・中学校合わせて15校で利用している。02年3月にはNTT東日本のAWA実験に参加した。

屋外利用可能な高速無線LAN選択

 大島克己・三鷹市教育委員会指導主事は、無線LANスポットの設置理由について、「教育現場での使い勝手の良さを考えた。それと導入コストの低減化。有線ならば工事費など初期費用として1校あたり約1,000万円かかるが、無線だとその1/3〜半分で済む。それから重要なのが、この無線LANスポットは将来的には一般市民の活用を想定している点。IEEE 802.11g規格にしたのは屋外でも利用可能なうえ、スペック的にDVデータなど動画を非圧縮でも伝送できる能力を持っているからだ」と語った。
 計画では、業者選定後、今年12月にはモデル校へのアクセスポイント設置のほか、無線LAN対応のノートパソコン約500台を生徒に貸与(最大3年間)し、学力などの効果を測定しながら、実施規模の拡大、市民利用の段階へ進めるという。
 「まず教師が独自のアイデアを持ち寄り、授業を変えていく一助になれば。学校と地域、家庭が積極的に連携をとることで、実りある教育が期待できる。街の将来のためにも、高速無線LANが機能することを強く望んでいます」(大島氏)。




(※記事の抜粋。全文は本誌をお読み下さい

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