<総力特集 地上デジタル放送カウントダウン'03年問題>
国民の意識

2002年12月号掲載(※記事の抜粋。全文は本誌をお読み下さい
販売のプロが見た
店頭でのテレビ購買動向における
消費者の関心

 昨年までは「高い」と見向きもされなかったBSデジタル対応のハイビジョンプラズマや液晶テレビが急激に伸びている。その起爆剤は2002ワールドカップだという。そこで大型量販店でテレビ販売を仕掛けるプロに聞いた。「プラズマが売れているのはなぜ?」
(吉井 勇=月刊ニューメディア編集長)


 「4月から9月までの上期では、プラズマテレビは前年比で6.5倍。液晶テレビは2.5倍という急激な伸びです」と話すのは、名古屋に本店を置くエイデンの平野桂二・映像商品部テレビ担当MDだ。確かに、電気店の店頭では「プラズマが人気」というアピールが目立つ。
 この動きについて、平野MDは「ワールドカップを機に37インチ以上に火がついた」と振り返る。液晶テレビの2.5倍増からは、やはり「薄型人気」が始まったのだろう。
 プラズマを求める層はDVDプレーヤーとサラウンドシステムを組み合わせた「ホームシアター」に仕上げ、100万〜150万円という高額の構成にして購入するそうだ。
 「ステータスというのでしょうか。新しい商品としてプラズマは魅力的なんでしょう」
 インテリア性をアピールする製品、迫力の音響スピーカー搭載など多彩な商品提案が増えてきた。
 「ワールドカップでハイビジョン画質に関心が集まったのでしょうか」という質問に、「それよりもブラウン管のハイビジョンテレビの値段が下がり、非常に買いやすくなってきて、ハイビジョンが当たり前になってきています。ですから、少し前まで出ていたプログレッシブテレビは動かなくなりました」と解説してくれた。ハイビジョンが「普通のテレビ感覚」にまで馴染んできたという。
 では、双方向機能を提供するデータ放送サービスはどうか。「一部の関心層のみで、店頭での訴求点としては、まだ使えません」と手厳しい。
 「もっとBSデジタル8社が番組をアピールしてくれれば、もっとハイビジョンテレビ、ハイビジョンプラズマは求められるはずです。これからは、より以上に番組を浸透させていただきたい」と、やはり番組の充実と徹底した告知という当然のことが求められている。




(※記事の抜粋。全文は本誌をお読み下さい

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