2002年を迎えた。「やっと来たぁー、待ってたゾー、万歳!」。何を隠そう2002FIFAワールドカップを待ち焦がれていたのである。私のスケジュール帳には5月31日の開幕から6月30日の決勝まで、すべての組み合わせと会場、キックオフ時間を書き込んである。いつでも来い、早く来い。でもチケットは、まだ手に入らない。カップなんやらを食うか、パソコン買うか、それとも……で抽選応募に望みを託すか。ユーウツな日々が続いている。
ユーウツを振り払うために外へ出る。銀座三越の正面には「ワールドカップまであといく日」の表示盤が赤く輝く。その対角にある鳩居堂の近くには「アディダスショップ」がオープンした。店内はいたってシンプルで、壁にはプロジェクターでコンセプト映像が投映されるなど、銀座の街角はもうワールドカップ気分があふれ出してきた。チケットよ来い、早く来い、だ。
ところで最近、プロジェクターで投映したり、プラズマが並ぶ店頭ディスプレイをよく目にするようになった。2年前に比べると、格段に増えた。また、記者会見、講演会やセミナーなどでは、プロジェクターを使ったプレゼンテーションは当たり前。使わない記者会見は皆無と言っていいほど、プロジェクターのあるシーンは激増した。
今号では、学校で使うプロジェクターや電子ボード、教室にも浸透著しいデジカメを、現場感覚で体験評価した記事を特集した。該当の頁をすぐに見つけてもらえるように、紙の質を変えた。現場の先生方はもちろん、教育委員会で導入を決定する方々にぜひ読んでいただきたい。どう授業で使うかを想定して選んでいただくための情報集として大いに活用し、役立ててほしい。「初めに価格ありき」の入札では、ホコリをかぶる結果になるのではないか。それこそ無駄遣い。どう使って、何を伝え、学んでいくか
―選者の意思づくりの一助となれば、これまた編集者としての喜びも大である。 |
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