<総力特集>
地上デジタル放送カウントダウン'03年問題

2002年12月号掲載(※記事の抜粋。全文は本誌をお読み下さい

 1926年、テレビ技術の泰斗である高柳健次郎博士が「イ」をブラウン管に映し出した。1953年からNHKと民間放送の日本テレビがテレビ放送を開始し、2003年には50周年を迎える。アナログ方式によるテレビ放送網は、50年という年月をかけて「全国津々浦々の網」を紡いできた。
 そして今、デジタル技術へ大胆に「移行」する政策が打ち出され、50年という節目にその一歩が踏み出される。「2011年アナログの停波」のスケジュールも出た。
50年という歳月をかけた全国の放送網を、たったの8年で移行せよという。移行のための投資はもちろん、新しいビジネスモデルへの模索が始まる。まさに「'03年問題」。
 この寸分の余裕なき計画移行には、関係者はむろん国民全体の理解が不可欠であるが、いっこうに地上デジタルに関する情報が聞こえてこない。いや、あまりにも少なすぎないか。そのため不安と不満が交錯し、悲観論さえ囁かれる。
そこで、地上デジタル放送移行の「'03年問題」を、8分野・20テーマの話題で整理した。
(特別編集:吉井 勇、大石 収、桐山佳代子、渡辺 元)





(※記事の抜粋。全文は本誌をお読み下さい


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