| 特集 チャレンジド(障害者)への放送サービスの現状と課題
月刊『ニュ-メディア』2006年4月号掲載記事
(※記事の抜粋。全文は本誌をお読み下さい)
アナウンサーの声で聞きやすいのは、NHKだという。それに は理由がある。他局に比べて、背景音、BGMが低めに設定され ており、主音が聞きやすいということの他に、もう一つある。 それは聞き取りの明瞭さを左右する音声の訓練が成されている からで、音響の専門からいうと、第2ホルマント以降の音が出 せるように鍛えられているそうだ。 100%普及している放送メディアは、視聴者にどう伝わるかま で事業責任があると思う。加齢による聞き取り力の低下は、 600万人を超える難聴者を生んでいる。視覚や聴覚に障害があ る方は合わせて約70万人であるので、その10倍もの人々が聞き 取りにくい不便な生活を余儀なくされている。
そこで、地上デジタル放送で可能性を開き、それを生かすた めの課題をはっきりさせた施策が求められている。例えば、聴 覚障害者を対象とした字幕放送は、1997年に免許規制が変わり 、飛躍的に増えてきた。しかし、担当者たちの努力はあるもの の、放送業界全体に目を向けるとまだまだ関心が少ない状況で ある。
まずは現状を知ることから始めたい。
ちなみに、地上デジタル放送では字幕放送がデータ放送とし て提供されていることをご存じだろうか。ワンセグの試験放送 が三大都市圏で始まっているが、字幕放送が見られることはど うだろうか。
(特集企画:吉井 勇・『月刊ニューメディア』編集長、編集 協力:高瀬徹朗・放送アナリスト)

(※記事の抜粋。全文は本誌をお読み下さい)

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